婚約指輪の有無による結婚指輪の相場

婚約指輪を贈る場合とそうでない場合では結婚指輪の相場はどう変わるのでしょうか?

近年、婚約指輪の重要性が薄れてきて、逆に毎日着ける結婚指輪を重要視するカップルが増えてきています。そんな昨今、婚約指輪の有無は結婚指輪の相場にどう影響を与えるのでしょうか。

婚約指輪を重要視しない人が増えてきている!?

本来、婚約指輪は結婚において結婚指輪よりも重要な意味を持つものでしたが最近では昔ほど婚約指輪は重要視されなくなってきています。「ゼクシィ結婚トレンド調査2014」の首都圏版では2014年に結婚したカップルで結婚記念品があったとするのは69.9%で、その内結婚記念品が婚約指輪だったのは89.3%でした。つまり婚約指輪を購入しているのは(首都圏では)大体6割強というのが現状のようです。

婚約指輪を買わない理由

婚約指輪が重要視されなくなってきた理由には結婚記念品として婚約指輪ではなく実用性を重視した時計やネックレス・ピアスなどを購入する人が増えてきたということもありますが、よく言われることに「婚約指輪の予算を結婚指輪にまわす」というものがあります。これは結婚指輪は毎日つけるものなので、そちらをいいものをしたいという考えがあるようです。

ということは婚約指輪の有無によって結婚指輪の相場は変わってくると考えられます。そこで婚約指輪の有無による結婚指輪の相場を「平均購入金額」と「購入金額帯」の面から調べてみました。

婚約指輪の有無による結婚指輪の平均購入金額比較

婚約指輪の有無別結婚指輪の相場

結論から申しますと婚約指輪を購入したカップルの方が結婚指輪の平均購入金額が高い傾向があるようです。

予想では婚約指輪の予算を結婚指輪に使うと思われていたので婚約指輪を購入しない方が結婚指輪の相場は高くなると考えましたが、実際は逆で婚約指輪を購入しないカップルの方が結婚指輪の相場が高いという結果でした。

具体的な結婚指輪の平均購入金額は男女二人分で婚約指輪がある場合は22.5万円、婚約指輪がない場合は21.7万円でした。

また女性の結婚指輪の平均購入額に関しては婚約指輪がある場合は12.3万円、婚約指輪が無い場合は12.0万円でいずれの場合も婚約指輪を購入した方が結婚指輪の購入金額が高い傾向があることが分かります。

婚約指輪の有無による結婚指輪の購入金額帯比較

男女二人分の結婚指輪に関して

婚約指輪の有無別による男女二人分の結婚指輪購入金額帯を比較すると以下のグラフのようになります。

婚約指輪あり:婚約指輪あり
婚約指輪なし:婚約指輪なし

※単位:万円
5未満 5未満1.0%
5未満2.3%
5~10 5~103.3%
5~104.5%
10~15 10~1512.4%
10~1514.9%
15~20 15~2017.9%
15~2017.3%
20~25 20~2531.6%
20~2528.1%
25~30 25~3013.8%
25~3012.4%
30~35 30~359.6%
30~3510.0%
35~40 35~402.4%
35~403.6%
40~45 40~453.7%
40~453.5%
45~50 45~501.1%
45~500.7%
50以上 50以上3.1%
50以上2.7%

婚約指輪がある場合

基本的にはどちらもそれほど違いがあるわけではなく似たような分布になっていますが、傾向を見ると婚約指輪がある場合は比較的高額帯の割合が高くなっていることが分かります。

婚約指輪がない場合

婚約指輪がない場合は30万円~40万円割合が婚約指輪ありに比べて高いものの、全体的には5万円~15万円の割合が高いなど低金額帯の割合が高くなっています。

【分析】

予想としては婚約指輪の予算を結婚指輪にまわしていると思われたので婚約指輪がない方が結婚指輪の相場は高いと思われましたが、現実は逆で婚約指輪があった方が結婚指輪の相場は高い傾向があるようです。

女性の結婚指輪に関して

男女二人分の場合は婚約指輪があった方が結婚指輪の相場は高い傾向にありましたが、その中でも婚約指輪の有無にもっとも関係する女性の結婚指輪の相場はどのようになっているのでしょうか?

婚約指輪の有無別による女性の結婚指輪購入金額帯を比較すると次のグラフのようになります。
婚約指輪あり:婚約指輪あり
婚約指輪なし:婚約指輪なし

※単位:万円
2未満 2未満0.2%
2未満0.8%
2~4 2~42.1%
2~43.5%
4~6 4~64.9%
4~66.5%
6~8 6~810.1%
6~812.5%
8~10 8~1014.7%
8~1013.2%
10~12 10~1223.5%
10~1218.9%
12~14 12~1416.0%
12~1415.6%
14~16 14~1611.4%
14~169.9%
16~18 16~183.0%
16~183.2%
18~20 18~202.4%
18~203.0%
20~22 20~225.0%
20~225.5%
22~24 22~241.0%
22~241.0%
24~26 24~262.0%
24~262.3%
26~28 26~280.2%
26~280.4%
28~30 28~300.4%
28~300.3%
30以上 30以上3.1%
30以上3.4%

婚約指輪がある場合

婚約指輪がある場合の女性の結婚指輪は8万円~16万円という女性の平均購入金額(12.4万円)の近い金額帯に集中していることが分かります。特に10~12万円という全体でも最も多く購入されている金額帯の割合が突出しています。

婚約指輪がない場合

婚約指輪がない場合の女性の結婚指輪は婚約指輪がある場合と比較すると低額帯と高額帯の割合が高いという両極端な傾向があります。

【分析】

男女二人分の傾向とは違い女性の結婚指輪の相場では婚約指輪がある場合は女性全体の平均に近い金額帯に集中しており、婚約指輪が無い場合は8万円以下の低額帯か16万円以上の高額帯の割合が高いという両極端な傾向があります

結論

結婚指輪の相場は婚約指輪の有無によって大きく変わるものではありませんが、購入行動に影響を与えていることは間違いなさそうです。

平均購入金額からみると婚約指輪がある場合の方が結婚指輪の相場は高いという結果が出ています。男女二人分における購入金額帯の割合分布をみてもやはり婚約指輪がある場合の方が結婚指輪の相場が高い傾向があることが分かります。

しかし、女性の結婚指輪の購入金額帯をみると婚約指輪がある場合は平均金額帯近辺に集中しており、婚約指輪がない場合は低金額帯か高金額帯の両方の割合が高くなる傾向があります。

つまり総合的に考えると次のことが言えます。

  • 婚約指輪がある場合は女性の結婚指輪は平均的な金額帯のモノを購入する場合が多い。
  • 婚約指輪がない場合は「本当に予算がないため男女とも低金額帯の結婚指輪を購入する」もしくは「男性の結婚指輪の金額は低めにして、女性の結婚指輪にお金をかける」という二つの傾向がある。

勿論、婚約指輪がない場合でも平均的な金額帯の結婚指輪を購入するカップルも多くいますが、男女とも低金額帯の結婚指輪を購入する割合が多少多いせいで平均金額が落ちているようです。

邪推ですが、婚約指輪を買えない(買わない)男性が自分の結婚指輪の予算を抑えてもせめて女性の結婚指輪をいいものにしようとする傾向がみれるのは、なんとも微笑ましい感じがします。

最後まで読んで頂きありがとうございます

結婚指輪の相場】もあわせてご覧ください。

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